SubstanceDesignerのFX-Mapの使い方について調べてみました その2

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前回の記事

FX-Mapで使用する基本ノード

Quadrantノード

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QuadrantはPatternや入力、ノード自体の下側のコネクタからの入力で画像を受け取り合成します。

Patternや入力ノードからの入力は中央に、ノードの下のコネクタからの入力は4分割してセンターの位置が変わります。

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出力されるノードの状態です。

4分割された入力は左から順に、左上、右上、左下、右下の順で表示されますが、これは繋いでみればわかるので位置までは覚える必要はありません。

パラメータについては、関数が絡むのでまた今度。


Switchノード

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スイッチノードは、接続されたノードの左右どちらを出力するかを切り替えるノードです。

パターンを完全に切り替える時に使用します。

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パラメータが固定だと片方だけしか出ないので、関数で制御するか、パラメータを外部出力で変更可能にして使います。


Iterateノード

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Iterateノードは繰り返し合成する処理を行います。

左下のコネクタは背景など、元となる画像で、右下のコネクタは繰り返す画像です。

単純に繰り返すと同じ位置に上書きしてアルファ値が濃くなるだけなので、関数などを使用してランダムに散らしたりします。

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複数の模様を段階的に加えていく場合などは、このように左側をどんどん繋いで、右側に追加する画像を配置していく事になります。


まとめ

  • Quadrantノードは画像を4分割で合成する
  • Switchノードは使用したい処理を切り変える
  • Iterateノードは同じ画像を複数回ブレンドする